北海道・占冠村の「星野リゾート トマム」に、2025年5月末、私の両親も一緒の三世代で3泊4日泊まってきました。泊まったのはトマム ザ・タワーのファミリーフォースルームです。子どもは当時6歳・4歳・1歳の3人でした。
先に書いておくと、いちばん大変だったのは雲海テラスの早起き、いちばん助かったのはミナミナビーチの無料ライフジャケットでした。設備や条件のうち公式サイトで確認した内容は、体験と分けて書いています。
5月末は、暑すぎず寒すぎずちょうどよかった

三世代で動くときに一番こたえるのが、暑さと寒さです。5月末のトマムは、暑すぎず寒すぎず、上の世代も子どもも外で過ごしやすい時期でした。真夏の混雑期を外せるのも、小さい子連れには利点だと思います。

アクティビティも食事も選択肢が多く、「その日の体調に合わせて予定を決められる」タイプの滞在でした。
雲海テラスは、朝4:30に着いて20人ほどの列

雲海テラスは、朝4:30に雲海ゴンドラの乗り場へ着いたところ、すでに20人ほどが並んでいました。そこから列が進んで、ゴンドラに乗れたのは4:50ごろです。子連れで並ぶ時間としては、思っていたより短く済みました。

この日は雲海を見ることができました。ただ、この時期は低い位置に出る雲海だそうで、時期によって見え方が変わるようです。


デッキには望遠鏡も置かれていました。


展望デッキのまわりには、鳥かごのような形の台やネットの上に乗れる場所など、高さを楽しむ仕掛けがいくつかあります。子どもは雲海そのものより、こちらのほうが刺さっていました。

雲海を見たあとは、カフェで雲海マシュマロ・ソフトクリーム・ドリンクを楽しみました。ソフトクリームは雲の形をしていて、朝から子どものテンションが上がります。

早起きしてそのまま帰るのではなく、上に座って一息つける場所があるのは、子どもにも祖父母にもありがたかったです。
小さい子を連れて4:30に動き出すのは、正直かなり早いです。前日の就寝時間と、当日の朝ごはんをどうするかは、先に決めておいたほうがよいと思います。
日中は牛柄のカートで散策、ひつじとお昼寝

日中は、牛柄のカートを借りて敷地内を散策しました。トマムは敷地が広いので、歩き通しにならない移動手段があるのは、小さい子とも祖父母とも一緒に動きたい三世代には合っていました。



敷地のあちこちに、牧草ロールの階段・ハンモック・木のブランコといった「座れる仕掛け」が置かれています。目的地を決めずに歩いても、そのたびに子どもが止まってくれるので、散策そのものが遊びになりました。
そのあとはひつじと一緒にお昼寝。動物と触れ合うというより、同じ場所でのんびり過ごす時間でした。
ミナミナビーチは、浮き輪もライフジャケットも借りられる

屋内ビーチのミナミナビーチでは、持参した浮き輪でも遊びましたが、有料の浮き輪レンタルも利用しました。いろいろな種類があって、1つ返せばまた別のものを借りられるので、好きな浮き輪を使い放題という感覚でした。持ち込むかレンタルにするかは、荷物とのバランスで決めてよいと思います。

そして、ライフジャケットは無料です。大人用も子ども用もあり、1歳の子のサイズもありました。下の子を水に入れるかどうか迷っている家庭には、ここは大きいと思います。

夕方でも開いているので、外遊びのあとにもう一度入る、という使い方もできました。
食事はジンギスカンと、居酒屋「後藤商店」

食事は、ジンギスカンと、「後藤商店」という居酒屋に行きました。後藤商店ではちゃんちゃん焼きとホッケを食べています。


この居酒屋にはキッズメニューとキッズスペースがありました。大人が北海道らしいものを食べたいけれど子どもが食べられるものも要る、というときに、両方が成り立つのは助かりました。


食事以外にも、館内にはショップやカフェが点々とあります。歩いていて「そろそろ限界かな」と思ったときに座れる場所があるのは、祖父母と一緒だとありがたい点でした。
ファミリーフォースルームは広い。ただし土足禁止ではない

泊まったのはファミリーフォースルームです。寝るところがフラットなので、小さい子と寝るときの落下の心配が少なくて安心でした。部屋はとても広く、祖父母と一緒でもくつろげました。


窓の外はそのまま山です。
ただ、正直に書いておきたい点があります。寝る場所以外は土足禁止ではありません。スリッパを嫌がる子だと衛生面が気になります。我が家も子どもたちがスリッパを履かずにウロウロするので、そこは気になりました。ハイハイの時期や、室内で裸足になりたがる子がいる場合は、公式サイトにある土足禁止のベビーズルーム(32㎡)やキッズフォースルーム(58㎡)を検討したほうがよさそうです。
トイレが2つあるのは、三世代の朝には効きました。お風呂も部屋にありますが、少しさびれた感じで、結局部屋のお風呂は使わず大浴場を利用しました。
なお公式サイトによると、ファミリーフォースルームは58㎡でシングルベッドが4台、可動式の低床ベッドが特徴です。
大浴場は露天のみ。バス移動は思ったより負担が少なかった
大浴場は、体を洗う場所は屋内、湯船は露天風呂だけという作りでした。私たちが行った日は前日が良い天気だったこともあって堪能できましたが、雨の日にどうなるのかは分かりません。ここは実際に行った日の条件でしか確認できていないので、気になる方は事前に確認してください。

大浴場へはバスで移動します。行く前は「子連れでバス移動は大変かな」と思っていましたが、時刻表がびっしり埋まるくらい本数が多く、待たされる感じはありませんでした。むしろバスに乗っている間に野うさぎやシカを見つけたりして、移動そのものが楽しかったです。
赤ちゃん連れの貸出品と離乳食が揃っている
公式サイトによると、ベビーベッド、ベッドガード、ベビーチェア、哺乳瓶消毒ケース、離乳食食器セット、補助便座、踏み台、おむつ用ごみ箱などが無料で貸し出されます(数に限りがあるため事前予約が推奨されています)。
食事面では、一部のレストランで離乳食を生後5か月から無料で用意してもらえます。紙エプロンもあります。館内には授乳室があり、各ホテルのロビーにはキッズスペースがあります。

チェックインを待つあいだも、ここで時間がつぶせました。

北海道までの移動に加えて、離乳食やベビー用品まで持って行くとなると荷物が一気に増えます。現地で借りられるものが多いのは、飛行機で行く旅では効きます。
駐車場は無料
公式サイトのよくある質問によると、駐車場は無料です。チェックインは15:00、チェックアウトは11:00です。
こんな家庭に向いていそう
- 祖父母と一緒の三世代旅行で、全員の体力に合わせて予定を組みたい家庭。部屋が広くトイレも2つあり、カートやバスで移動を減らせます
- 1歳前後の子を水遊びに入れたい家庭。ライフジャケットが無料で、1歳サイズもありました
- 真夏の混雑を避けて、涼しい時期に北海道へ行きたい家庭
- 早起きが苦にならない家庭。雲海テラスは4:30に並び始める価値がありました
逆に、子どもが室内で裸足になりがちで衛生面が気になるなら、同じトマム内でも土足禁止のベビーズルームやキッズフォースルームのほうが落ち着くと思います。朝の早起きが難しい時期の子がいるなら、雲海は無理に組まず、ミナミナビーチと散策だけでも1日は十分もちます。
よくある質問
- トマム ザ・タワー(星野リゾート トマム)の宿泊料金は?
- 宿泊プラン・時期により異なる ※2026年9月時点
- トマム ザ・タワー(星野リゾート トマム)の駐車場は?
- 無料。T1・T2・U1などの駐車場がある(公式に総台数の記載なし) ※2026年9月時点
- トマム ザ・タワー(星野リゾート トマム)のチェックイン・チェックアウトは?
- チェックイン15:00 / チェックアウト11:00 ※2026年9月時点




