和歌山・みなべの「グランドメルキュール和歌山みなべリゾート&スパ」に、子ども3人(7歳・5歳・2歳)とじじばばの三世代で泊まってきました。泊まったのは8月最後の土日です。夏休み最後の思い出づくりに来ている家族が多く、ホテルの方いわく満室でかなりの混雑日でした。
先に、この宿でいちばん知っておいてよかったことを書きます。プールは、チェックインの前から入れて、チェックアウトしたあとも入れます。
チェックインは15時、チェックアウトは11時。それに対してプールは、泊まる日が12時から、帰る日が12時までです。つまり部屋に入る前と、部屋を出たあとの両方で泳げるということ。1泊なのに、プールは2回楽しめました。
もうひとつ大事なのが、プールのタオルは持参だということ。この2つを知っているかどうかで、当日の動き方がかなり変わります。

プールは、チェックイン前とチェックアウト後に入れる
海の見えるガーデンプールで、ヤシの木が並んでいて、南国のリゾートに来た気分になれます。子どもたちのテンションは着いた瞬間から上がっていました。

館内の案内では、プールの利用時間は10:00〜12:00と12:00〜19:00の2区分です。公式サイトの案内と合わせると、チェックインの日が12:00〜19:00、チェックアウトの日が10:00〜12:00、連泊中は10:00〜19:00。料金は宿泊代に含まれていて無料でした。
わが家は帰る日、先にチェックアウトを済ませてからプールに入りました。 やり方はこうです。11時にチェックアウトして、荷物はぜんぶ車に積んでしまう。そしてプール用品だけを持ってプールへ行く。更衣室にはロッカーがあるので、着替えはそこに置いておけます。遊んだあとはシャワーを浴びて、そのまま車に乗って帰るだけ。
部屋を出たあとに「まだ遊べる」時間があるのは、子連れの旅行だとかなり大きいです。チェックアウトの時間に追われて、遊び足りないまま帰る、ということにならずに済みました。
プールは2つあって、楕円形が水深1m30cm、円形が水深35cmです。水深35cmのほうがキッズプールで、うちの2歳もこちらで問題なく遊べました。
そして、監視員さんがいます。 子ども3人を連れてプールに入ると、親の目だけで全員を見るのは正直きついのですが、見てくれている人がいるだけで気持ちがまったく違いました。
タオルは持って行ってください
これが今回いちばんお伝えしたい注意点です。館内の案内に「タオルはご持参ください」と書かれていて、プール用のレンタルタオルは500円です。
部屋にタオルは用意されていますが、プールに持ち出す用は別に考えておいたほうが安心です。家族の人数分を現地で借りると、それだけでけっこうな金額になります。
もうひとつ、館内のスリッパは屋外では使えません。 サンダルを別に持って行ってください。
パラソル付きの席は早い者勝ち
パラソルありのテーブル席は、数がそれほど多くありません。満室の日は当然うまります。日陰を確保したいなら、早めに場所を取りに行ってください。
なお天候によっては営業を中止する場合があると案内されています。
更衣室は狭め。電動の空気入れが助かった
正直に書くと、更衣室はそんなに広くありません。空いていれば困りませんが、混んでいる日は着替えるのに苦労すると思います。
設備としては、ロッカーがあって、奥にシャワーが2つあります。このロッカーとシャワーがあるおかげで、さきほどの「チェックアウトしてからプール」ができます。着替えを預けて遊んで、上がったらシャワーを浴びて帰る、という流れが成り立つわけです。
そして、行ってみて「ありがたい」と思ったのがこれです。更衣室の前に電動の空気入れが置いてあります。 浮き輪やアームリングを持って行っても、自分で膨らませなくて済みます。子どもの浮き輪を口で膨らませたことがある人なら、これがどれだけ楽か分かってもらえると思います。
チェックインは30分並んだ(8月最後の土日)
チェックインは15時です。わが家は14時にプールから上がって着替え、ロビーへ向かいました。そうしたら、すでにチェックインの行列ができていました。
列は順番に進んでいたので止まっていたわけではないのですが、結果として30分ほど並びました。
ホテルの方に聞いたところ、この日は満室でかなりの混雑だったそうです。8月の最終週で、夏休み最後の思い出を作りに来ている家族が多かったとのことでした。
ここで冒頭の話に戻ります。プールは12時から入れるので、繁忙期なら「先にプールで遊んで、行列が落ち着いた頃に部屋へ入る」という順番にできます。 小さい子を連れて30分並ぶのは、それだけで体力を使います。閑散期なら気にしなくていい話ですが、夏休みやお盆の週末に行くなら、頭に入れておいて損はないと思います。
ラウンジは15時から。お酒もあって、じじばばも満足
ラウンジでは15時から、飲み物とお菓子が自由にいただけます。館内の案内では、ラウンジの時間は15:00〜22:00と、朝の7:00〜10:00でした。
うれしかったのは、コーヒーやソフトドリンクだけでなく、ビールもワインもあったこと。 三世代の旅行だと、じじばばがゆっくりできる時間をどう作るかが地味に大事なのですが、ここで解決しました。お酒を飲みながら海を眺めて過ごしてもらえました。

ラウンジにキッズスペースがある
そのラウンジにキッズスペースがあります。黒ひげ危機一発などのおもちゃと、絵本が置いてありました。
広い遊び場ではないので「ここで1時間遊べる」というものではありませんが、小さい子がちょっと遊ぶのにちょうどいい規模です。大人がラウンジで座っている間、子どもが手持ち無沙汰にならずに済むのは助かりました。
【失敗談】朝のラウンジはコーヒーだけ。朝風呂のあとは湯上がりラウンジへ
ラウンジは朝も開いています(7:00〜10:00)。なので翌朝、「また飲み物がいただける」と思って行きました。
ところが朝のラウンジは、お菓子もソフトドリンクもなく、コーヒーだけでした。
わが家は朝風呂のあと、喉がカラカラの状態で行ったので、これはなかなかこたえました。コーヒーは飲みたいものの上位には来ません。
大浴場のほうには湯上がりラウンジがあります。朝風呂に入るなら、そのまま湯上がりラウンジで水分をとるのが正解です。夕方のラウンジと同じ感覚で朝に行くと、わが家と同じことになります。
卓球が4台。そして和歌山生まれの「バスピン」があった
3階がアミューズメントフロアになっていて、7:00〜22:00で開いています。まんがルームと卓球場があり、わが家は卓球をしに行きました。
卓球台は4台あって、自由に使えます。 台のところにタイマーが置いてあって、15分ごとの交代制。並んでいる人がいても、待ち時間が読めるので気が楽でした。
そして、ここで初めて知ったスポーツがあります。「バスピン」です。
小さな卓球台のようなもので遊ぶのですが、調べてみたら正式には「バスケットピンポン」といって、和歌山発祥のスポーツでした。バスケットボールと卓球を合わせた競技で、台にあいた穴にボールを入れると2点入るというルール。コートは普通の卓球台の4分の1ほどの大きさです。
昭和40年に和歌山で考案されたもので、いまは田辺市に協会があります。みなべ町は田辺市のとなりなので、まさに地元の競技ということになります。
案内には小さい子向けと書かれていたので、子どもたちとやってみました。ところが、正直、卓球より難しく感じました。 台の穴にボールを入れるのは、子どもには至難の業です。わが家はすぐに諦めて、卓球台のほうへ移りました。
和歌山ならではの遊びなので話のタネに試してみるのはおすすめですが、小さい子が長く遊べるのは卓球のほうだと思います。
部屋は和洋室。窓際の畳にお布団で、三世代が1部屋に
泊まったのは「スタンダードファミリーツイン」です。公式の案内では和洋室で36㎡、定員は7名(添い寝の子ども3名を含む)となっています。
この部屋の何がよかったかというと、窓際が畳になっていて、そこにお布団を敷けること。 おかげで大人4人と子ども3人の三世代が、1部屋にまとまって泊まれました。

三世代旅行で部屋を分けると、「じじばばの部屋に子どもが行きたがる」「夜に行き来する」といったことが起きます。1部屋で完結するのは、想像以上に楽でした。畳があると下の子を安心して床に下ろせるのも、子連れには大きいです。
眺めもよく、部屋自体もきれいでした。浴衣・タオル・歯ブラシは部屋に用意されていて、館内は浴衣とスリッパで移動できます。
なお館内の案内に「虫が多いため客室の窓は開けないでください」と書かれていました。自然が近い立地なので、ここは素直に従うのがよさそうです。
正直なところ:部屋のお風呂とトイレは、少し古さを感じた
ここは正直に書いておきます。部屋のお風呂とトイレは、少しさびれた感じがありました。
ただ、わが家はお風呂は大浴場を使ったので、実際のところはほとんど気になりませんでした。大浴場には露天風呂とサウナもあります。館内の案内では、大浴場は6:00〜10:00(最終入場9:30)と15:00〜24:00(最終入場23:30)、サウナは6:00〜10:00と15:00〜23:30です。
部屋のお風呂を使うつもりで行くとがっかりするかもしれませんが、大浴場に行く前提なら問題にならない、というのがわが家の結論です。
ビュッフェがかなり豪華だった
夕食のビュッフェは、期待以上でした。

まず、マグロと甘エビのお刺身が並んでいます。そしてライブキッチンでは牛しゃぶと、フォアグラ入りのハンバーガー。フォアグラ入りのハンバーガーが出てくるビュッフェは、なかなかないと思います。

地元・和歌山らしいものも並んでいました。「梅真鯛の姿蒸し」という、和歌山の梅を食べて育った真鯛を丸ごと蒸した料理もあります。

そして、みなべ町といえば梅です。ビュッフェには梅干しの食べ比べがありました。紀州南高梅と紫蘇梅が並んでいて、味の違いを食べ比べられます。

これがとても美味しくて、「売店で売っているなら買って帰ろう」と思ったのですが……その話は次に書きます。
【失敗談】売店は午後から。お土産は前の晩に買ってください
梅干しが気に入ったので、帰る日に売店で買おうとしました。ところが売店が開くのは午後からです(館内の案内では16:30〜21:00)。
チェックアウトは11時。つまり、帰る日の朝には売店が開いていません。
それならお店に直接買いに行こう、と思って調べたのですが、日曜だったからか、そのお店はお休みでした。しかもホテルの方に聞いたところ、その梅干しを卸しているのはこのホテルの売店だけとのこと。結局、あの美味しかった梅干しは買えずじまいでした。
これは完全にわが家の段取りミスです。売店でお土産を買うつもりなら、前の晩のうちに済ませてください。 夕食のあと、21時までは開いています。ビュッフェで「これ美味しい」と思ったものがあったら、その日のうちに売店を見に行くのが正解でした。

デザートも充実していて、抹茶のティラミスやオレンジのケーキが並んでいます。子どもに人気だったのはドーナツの壁でした。木の板にドーナツがずらりと並んでいて、見た瞬間に子どもたちが走って行きました。

キッズコーナーがあるから、親がちゃんと食べられる
子連れにありがたいのがキッズコーナーです。ポテト、唐揚げ、綿あめが並んでいました。
大人がお刺身や牛しゃぶをゆっくり楽しむには、子どもが自分で食べたいものを確保できることが条件になります。キッズコーナーがあるビュッフェは、その意味で親がちゃんと食べられる場所でもあります。綿あめは子どもたちが喜んでいました。

混んでいる日は、いちばん早い回を選んでください
ここが、この記事でプールと並んでお伝えしたいところです。
わが家が行った日は満室の混雑日で、夕食が時間帯ごとのスタートになっていました。いちばん早い回が16:30で、そこから30分ずつずれていくという形です。
わが家は迷わず16:30の回を選びました。じじばばには「さすがに早すぎない?」と言われました。夕食に16時半は、たしかに早いです。
ところが、17時半ごろからものすごく混みはじめました。 料理を取るのも大行列。さらに、料理が並んでいる部屋に席が入り切らず、通路のようなところに並べられたテーブルに座っている人も多かったです。
結果として、早い時間にしたのは大正解でした。空いている時間に落ち着いて座って、行列なしで料理を取れたので、子ども3人とじじばばを連れていても慌てずに済みました。
しかも夕食は90分制です(館内の案内では17:00〜21:00・最終入場20:30)。混んでいる回に当たると、その90分のうちのけっこうな時間を行列に使うことになります。同じ90分でも、中身がまったく違ってきます。
混雑しそうな日に泊まるなら、多少早くても、いちばん早い回を取る。 これが子連れにはいちばん楽だと思います。
なお朝食は6:45〜10:00(最終入場9:30)で60分制です。
料金と予約:2週間前でも空いていた
予約は楽天トラベルから、クーポンを使って1人14,000円ほどでした。
そして意外だったのが、8月最後の土日なのに、2週間前でもまだ空きがあったことです。夏のハイシーズンの週末は数か月前に埋まっている宿も多いので、「思い立ってから探しても間に合う可能性がある」というのは、予定が読みにくい子連れ家庭にはありがたい情報だと思います。満室の日ではありましたが、それでも2週間前に予約できました。
なお楽天トラベルの案内では、小学生は大人と同じ料金、3歳〜未就学児は食事と布団つきの扱いで、添い寝は3名までとなっています。わが家は7歳が小学生料金でした。
基本情報
公式情報(2026年9月確認)
- 住所:〒645-0012 和歌山県日高郡みなべ町山内 字大目津泊り348
- アクセス:みなべICから国道424号・国道42号で約10分。JR南部駅から車で約10分(約5km)
- 送迎:JR南部駅〜ホテルの無料送迎バスあり。前日17時までの事前予約制
- 駐車場:260台・無料(先着順)
- チェックイン15:00 / チェックアウト11:00
- ガーデンプール:2026年は7月1日〜9月24日。10:00〜12:00と12:00〜19:00の2区分(チェックインの日は12:00から、チェックアウトの日は12:00まで)。無料。水深1m30cmの楕円形プールと、水深35cmの円形キッズプール。タオルは持参(プール用レンタルタオルは500円)。館内スリッパは屋外では使用不可。天候により中止の場合あり
- 大浴場:6:00〜10:00(最終入場9:30)、15:00〜24:00(最終入場23:30)。サウナは6:00〜10:00、15:00〜23:30
- ラウンジ:15:00〜22:00、7:00〜10:00。※夕方はドリンク(ビール・ワインを含む)とお菓子が自由に。朝はコーヒーのみでした。朝の水分補給は大浴場の湯上がりラウンジで
- レストラン(Le SENSORIEL):夕食17:00〜21:00(最終入場20:30・90分制)、朝食6:45〜10:00(最終入場9:30・60分制)。※混雑日は夕食が時間帯ごとのスタートになることがあります(わが家が行った日は16:30が最初の回で、以降30分ずつ)
- 売店:16:30〜21:00。朝は開いていません。お土産は前の晩に買っておくこと
- アミューズメントフロア(3階):7:00〜22:00。まんがルーム、卓球場(自由入場・15分ごとの交代制)
- 客室:全室31㎡以上。スタンダードファミリーツイン(和洋室)は36㎡・定員7名(添い寝の子ども3名を含む)
- そのほか:足湯(14:00〜20:00・宿泊代に含まれる)、レンタサイクル(電動アシスト付き・4時間1,500円)
- 客室に浴衣・タオル・歯ブラシの用意あり。館内は浴衣とスリッパで移動可
料金・営業時間は変わることがあります。おでかけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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よくある質問
- グランドメルキュール和歌山みなべの宿泊料金は?
- 宿泊プランにより異なる(わが家は楽天トラベルでクーポンを使い、1人14,000円ほど) ※2026年9月時点
- グランドメルキュール和歌山みなべの駐車場は?
- 無料・260台(先着順) ※2026年9月時点
- グランドメルキュール和歌山みなべのチェックイン・チェックアウトは?
- チェックイン15:00 / チェックアウト11:00 ※2026年9月時点



